組手稽古の要綱
基本一本組手
固定した間合いからの攻防
主たる目的
攻撃側:相手に反応を許さないほどの俊敏な出足を修練する
前屈下段払の構えから(上/下)を宣言し(人中/水月)
へ的確に相手に反応を許さない気で攻撃する
受け側:相手の攻撃に対しての反応の速さを習得する
攻撃の出鼻を素早く察知し、受けから反撃に転じる
*受け技は突きに対しては手首を、蹴りには足首に受ける
*双方とも気合は短く腹から大きな声で極めの瞬間に*
(1)上段追突き
攻撃側 自然体から右(左)下段払いで構え宣言し、相手を見て
タイミングを計ってから追突きにて攻撃する
受け側 @ 上段揚受けから右攻撃に対しては左前屈で
左攻撃に対しては右前屈で中段逆突きで反撃する
A上段揚受、手首を掴み逆突き
(2)中段追突き
攻撃側 自然体から右(左)下段払いで構え宣言して追突き
受け側 下段払いで受けるて逆突き
A中段外受けを内側から右攻撃に対しては右前屈で受け
逆から外受け
騎馬立横猿臂
(3)中段前蹴り
攻撃側 自然体から右(左)両下段払いで構え宣言し、相手を見て
タイミングを計ってから蹴る
受け側 @ 右攻撃に対しては左前屈で
左攻撃に対しては右前屈で下段払いから逆突き
(逆の前屈で受けるも練習する)
A 右攻撃に対しては左前屈で、左攻撃に対しては右前屈で
すくい受けで蹴りを外し中段逆突き
(すくい受けは抜塞大の38、39挙動目の受けに相当)
(4)中段横蹴込み
攻撃側 自然体から右(左)両下段払いで構え宣言し、相手を見て
タイミングを計って前屈から蹴り着地はまた前屈に戻る
受け側 @ 右攻撃に対しては左前屈で
左攻撃に対しては右前屈で中段外受けから逆突き
(5)中段回し蹴り
攻撃側 自然体から右(左)両下段払いで構え宣言し、相手を見て
タイミングを計ってから蹴る
受け側 右攻撃に対しては左前屈で
左攻撃に対しては右前屈で下段払いから逆突き
(6)上段回し蹴り
攻撃側 自然体から右(左)両下段払いで構え宣言し、相手を見て
タイミングを計ってから蹴る
受け側 右攻撃に対しては左前屈で
左攻撃に対しては右前屈で上段内受けから逆突き