川村 荘 小学3年男子形、組手優勝
仙石 曹 小学3年男子形2位、組手3位
中西 俊輔 小学5年男子形、組手優勝
神田 麻那 中学生女子形、組手優勝
浦野 貫太郎 中学生男子形優勝
大竹 弘子 一般女子組手優勝
木下 さくら 小学5,6年形2位、組手3位
石津 朱美 小学5,6年形、組手3位
浅野 柊翔 小学4年形3位
茨木 颯介 小学5年形2位、組手3位
小泉 勇貴 中学生形3位、組手3位
神田 早苗 一般女子形3位
茨木 琉之介 小学2年組手2位
松並 萌果 小学2年組手3位
鈴木 日賀 小学3,4年女子組手2位
鈴木 早香 小学3,4年女子組手3位
岡島 壮良 小学3年男子組手3位
浅野 柊翔 小学4年男子組手2位
平山 優汰 小学4年男子組手3位
酒本 恵一郎 一般男子組手3位
大会の反省
(社)日本空手協会 兵庫県大会と名をうって、41回、勝負にこだわり、また大会の規模のみに
目をやっていた訳ではないが、こんな後味の悪いのは初めてである。
運営や審判、その他色んな問題点があるが、それよりもどうしても心から離れないのは、大会
最後の試合で皆が注目するなかの男子組手決勝戦、一選手の心無い試合態度に会場全体が
氷ついたような異様な雰囲気に、一瞬のうちに転じてしまった。
不安の中にも期待を持って、日々の稽古に励んできた多くの選手達に申し訳ないことをした。
協会で一から育った選手でない者を、強引に参加させたことは、今県の協会に若手の選手が
いない弱みあった。そして極めて安直な判断であった。
突いた、蹴ったの試合の結果だけでなく、私たちは、武道を通して「人格完成を目指す」ことで
はなかったか。この組織が、ある時期、スポーツ的な技術は劣ってはいても、松涛空手としての
誇りを持って大会を運営できたはず。
たまたま、一人の選手の態度によってこんな結果になりはしたが、基をたどれば、私たち指導
者をはじめ、兵庫県の空手協会の全ての空手を志す者にどこか、油断と大事な心を忘れていた
そのことから、起こったことではないだろうか。
技の探求と地道な稽古を忘れ、中途半端に年を重ねる中で、自分の立場
や意地に固守し、ある時は心無い言動が真面目に取り組む生徒、後輩の心
を傷つけはしなかったろうか
指導者が自分の道場だけの選手の成績を望んだ大会でななかったか。
資格や段の習得に心を傾けていたり、また道場の拡大にのみ力をそそい
でいたりしてはいなかっただろうか。
己自身の空手道の修練に十分気持ちを傾けていたどろうか。
私たち、稲美松涛館だけでも、空手を志した当初の気持ちを思い出し、もう一度、純な魂で
修練を重ねていきたい。